アーティスト

ヤン・フードン(楊福東)Yang Fudong

1971年北京生まれ、上海在住。1995年杭州・中国美術学院卒業。中国の伝統を重んじながらも新しさを感じさせる映像美は、劇的な存在体験をもたらす。近年ではそれらの映像を用いたインスタレーションも多数発表。複数の視点を意識し、神話や個人の記憶、生きた経験を通してアイデンティティの構造と形成を追及している。横浜トリエンナーレ2001やドクメンタ(2002年)、ヴェネツィア・ビエンナーレ(2007年)、シドニー・ビエンナーレ(2010年)に出品するなど国際的にも高く評価される。近年の主な個展に、「Moving Mountains」(Shanghai Center of Photography、2016年)、「Yang Fudong, The Light That I Feel」(大邱美術館、2016年)。主なグループ展に「What About the Art? Contemporary Art from China」(QM Gallery Al Riwaq, Qatar Museums、ドーハ、2016年)、「Bentu: Chinese Artists In A Time of Turbulence and Transformation」(Fondation Louis Vuitton, パリ、2016年)他多数。