アーティスト

オ・インファンOh Inhwan

1965年ソウル生まれ、在住。社会的問題や文化的課題への関心から、特定の空間と時間の文脈を利用した実験的で概念的な作品制作や参加型プロジェクトを実施。また、自らの経験を元にしながら、家父長制社会の中にある個人のアイデンティティと属するグループとの関係性や、そこから形成された文化コードを翻訳し、解体するというプロセスを重視した作品制作に取り組む。近年の主な個展に「Looking out for blind spots」(Space willing N dealing、Gallery factory、ソウル、2014年)、グループ展に「A Room of His Own: Masculinities in Korea and the Middle East」(アート・ソンジェ・センター、ソウル、2014年)、あいちトリエンナーレ2010など。また、京都芸術センター×京都市立芸術大学アーティスト・イン・レジデンスプログラム2011に参加し京都で滞在制作を行った。 Korea Artist Prize 2015受賞。