アーティスト

中村裕太+谷本 研Nakamura Yuta + Tanimoto Ken

2014年からゆるやかなユニットとしての活動を開始。個別に活動をする谷本研(1973年神戸生まれ、滋賀在住。1998年京都市立芸術大学大学院美術研究科造形構想修了)と中村裕太(1983年東京生まれ、京都在住。2011年京都精華大学芸術研究科博士後期課程修了)が、表現することも”観光”ととらえながらプロジェクトを行う。過去の展覧会に、街中に点在する路傍のホコラの生態系やそこに使用されるタイルに着目し、ツーリズムの視点で考察した「タイルとホコラとツーリズム」(Gallery PARC、京都、2014年)、タイルとホコラにまつわる資料・文献を集め、収蔵庫〝ホコラテーク〟を出現させた「season2《こちら地蔵本準備室》」(Gallery PARC、京都、2015年)、『北白川こども風土記』(北白川小学校編、1959年)に導かれ、ポニーとともに白川街道を歩き、道中に出会う石仏に花を手向けた「season3《白川道中膝栗毛》」(Gallery PARC、京都、2016年)がある。