1974年京都市生まれ。1999年京都造形芸術大学芸術学部美術科彫刻コース卒業後、2008年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。2007年文化庁新進芸術家海外研修制度によりエジンバラに滞在。ナフタリンや塩、陶器の貫入音や葉脈を使ったインスタレーションなど、気配の痕跡を用いて時を視覚化する作品で注目を集める。2013年「日産アートアワード」初代グランプリ受賞。主な展覧会に「日産アートアワード2013」(BankART Studio NYK、神奈川、2013年)、「house」(ミヅマアートギャラリー、東京、2013年)、「宮永愛子:なかそら―空中空―」(国立国際美術館、大阪、2012年)、「景色のはじまり―金木犀―」(ミヅマアートギャラリー、東京、2011年)、「あいちトリエンナーレ」(愛知芸術文化センター、2010年)、「漕法」(京都芸術センター、2008年)など。2013年度京都市芸術新人賞受賞。